HONDA MARINE 浜名湖オープントーナメント2023 第2戦『Megabassカップ』 ストーリー

HONDA MARINE 浜名湖オープントーナメント2023 
第2戦 『Megabass CUP』 
ストーリー

HONDA MARINE 浜名湖オープントーナメント2023 第2戦『Megabassカップ』 ストーリー

開幕戦から1ヶ月と11日、早くも第2戦が7月23日に開催されました。
2023シーズン HOTオフィシャルトップスポンサーのHONDA MARINE様は本田技研工業株式会社のマリン部門であり、その歴史は1948年にここ、浜松で創立されたところから始まります。クルマ、バイク、飛行機、そして船外機、他にも様々な製品が世界中で活躍しており、おそらく知らない人はいないであろう日本を代表するグローバル企業であります。
HONDA MARINE 浜名湖オープントーナメント2023 第2戦『Megabassカップ』 ストーリー
(HONDA MARINE 福田様 ご挨拶)

私たちアングラーにとってはその中で船外機は無くてはならなアイテムであり、ここ数年のHONDA製船外機はHOT出場選手の中でも徐々に増え続けておりHONDA POWERの信頼も増加中であります。
made in HAMANAKO のHONDA船外機。今後注目していきたいアイテムです。
HONDA MARINE 浜名湖オープントーナメント2023 第2戦『Megabassカップ』 ストーリー


第2戦 Megabass カップ

今回の冠スポンサーは地元浜松市に本社を置くMegabass(メガバス株式会社)様、16年前のHOT創設時から継続してサポートしていただいております。
HONDA MARINE 浜名湖オープントーナメント2023 第2戦『Megabassカップ』 ストーリー
(メガバス株式会社 寺田様 ご挨拶)

誰もが知る同ブランドは、浜松市を、静岡県を、いや日本を代表するルアーメーカーとして世界中のアングラーから厚く信頼されています。ここ浜名湖でもMegabassルアーが、ロッドが、HOTの歴史の一部を作ってきたことは紛れもない事実です。HOTウイニングルアーとして少し過去のデータを調べると、MARGAY-SW、X-80BEAT、X-80SW、X80+1、X-80Jr.SW、X-70、METALEDGE、CUTVIB、おそらくまだ他にもあると思いますが、メーカー別の比較をするならばかなりの勝率であることは間違いありません。そしてもちろんウイニングロッドとしてSILVER SHADOWシリーズも入っていることを付け加えます。今回会場ではブース出展もしていただき新製品や「水泡」などのシーズナルなチヌトップ製品も展示いただき非常に盛り上がりました!
HONDA MARINE 浜名湖オープントーナメント2023 第2戦『Megabassカップ』 ストーリー
HONDA MARINE 浜名湖オープントーナメント2023 第2戦『Megabassカップ』 ストーリー


前日までの状況

今年の梅雨は降雨量が多く、浜名湖アングラーが見慣れた景色も一部土砂崩れによって景観が変わるなどその影響は多大なものであった。しかしながら第2戦の数日前には梅雨明けしたと見られ、コンディション的には安定した水質の浜名湖となった。ただ、暑い日が続いており水温も30度近い数字を示していたエリアも多く、この状況でいかにビッグウエイトを狙うのか、その戦略にも注目が集まった。


当日のコンディション

第2戦当日は受付時には曇りで比較的涼しかったがスタート後の9時前より快晴となり強烈な日差しが降り注いだ。風もほとんど無く穏やかであったが、10時を過ぎたころから南東寄りの風が吹きこの風を味方にできるかがひとつのキーとなった。潮回りは中潮最終日で10時半まで上げ、そこから下げに入るタイミングであった。
HONDA MARINE 浜名湖オープントーナメント2023 第2戦『Megabassカップ』 ストーリー

第2戦は81名の参加者でスタート!
HONDA MARINE 浜名湖オープントーナメント2023 第2戦『Megabassカップ』 ストーリー


今回は当日参加のメンバーが非常に多く、天候に恵まれたことからこの上ないHOT日和となった。夏休みも始まりお子様と一緒に参加されるお父さまも目立ち嬉しい限り!しかし、この第2戦はサカナのコンディション的には厳しくウエイインは40名、キャッチ総数は79本(シーバス1本、クロダイ48本、キビレ28本、マゴチ1本、ヒラメ1本)という結果であった。開幕戦のウエイイン率が60.8%で合計122本のサカナが持ち込まれたことを考えれば、相当に厳しかったことがわかる。そう、結果的には「ローウエイト戦」となったのだ。いかに手堅く、いかに勝負よりも優先して僅差の入れ替えを行うか、がキーとなるトーナメントだったのだ。
今回もブリーム系が席巻の事実とマゴチの事実
HONDA MARINE 浜名湖オープントーナメント2023 第2戦『Megabassカップ』 ストーリー
HONDA MARINE 浜名湖オープントーナメント2023 第2戦『Megabassカップ』 ストーリー
HONDA MARINE 浜名湖オープントーナメント2023 第2戦『Megabassカップ』 ストーリー
HONDA MARINE 浜名湖オープントーナメント2023 第2戦『Megabassカップ』 ストーリー
HONDA MARINE 浜名湖オープントーナメント2023 第2戦『Megabassカップ』 ストーリー


 開幕戦に続き今回もクロダイ&キビレのウエイインが止まらない。実に96.2%を占めており、開幕戦も90.9%がこの2魚種だ。原因のひとつとしてはシーバスの高難度化が挙げられるが、決して数が減ったわけではない。開幕戦の前にはシーバスの春爆があり、今年の春はシー爆でウハウハの釣果を連日味わったアングラーも少なくないはずだ。それに対して圧倒的に数が少なくなったのはマゴチである。成長速度が遅く、60cmを超えるのに一説によれば少なくとも10年以上はかかる。そして改めてJGFAのタグ&リリースプログラムによるマゴチの成長と行動範囲データを過去25年分調べると、100日以上の間隔があり再捕獲されたマゴチの移動距離は、なんとそのほとんどが0~3km以内(データ全体の90%)であることが判明。最も移動していた個体でさえ僅か18kmの移動だったのだ。これが意味するのは・・・浜名湖には他の地域からマゴチが回遊してくることはまずあり得ない、という事実である。そう、浜名湖で生まれ育ったマゴチはどこにも行かない可能性が高く、他の海域のマゴチが浜名湖へ入ってくることもほぼ無い、ということである。減ってしまったマゴチを増やすには、どう考えても適切なリリースをみんなで遂行していくしかないのである。


勝負を分けたフリーリグの狙い

 第2戦を制したのは3,940gをウエイインした山口一門選手!!2位に875gの大差をつけての優勝となった。山口選手は都田川河口周辺でキビレを中心にリミットメイクを果たし、狙いをつけていた下げ潮が効くタイミングで舘山寺から女河浦にかけての巨大ブレイクに入ってキビレを全てキロアップのクロダイに総入れ替え!選手全員がシャロー系のエリアを選択する中、ミドルレンジを14gのフリーリグで攻略し頂点に立った。使用ルアーはケイテック・クレイジーフラッパー2.8in(淀川クロー)と、朝受付でケイテックさんより配布された同じくクレイジーフラッパー2.4in(非売品カラー)を使用しての優勝であった。
HONDA MARINE 浜名湖オープントーナメント2023 第2戦『Megabassカップ』 ストーリー
HONDA MARINE 浜名湖オープントーナメント2023 第2戦『Megabassカップ』 ストーリー
HONDA MARINE 浜名湖オープントーナメント2023 第2戦『Megabassカップ』 ストーリー


 また、第4位に入賞した伊原選手は表浜名湖のシャローフラットやブラインドストラクチャーに着くクロダイをサイトで狙い、メガバス・水泡によるチヌトップ戦略で結果を出した。表彰台メンバーで唯一フリーリグ以外のテクニックで大型クロダイを狙ってウエイインに持ち込んだその戦略に会場も盛り上がっていた。
HONDA MARINE 浜名湖オープントーナメント2023 第2戦『Megabassカップ』 ストーリー

 さて、第3戦サンラインCUPは9月17日に開催予定であります!次回も多くのスポンサー企業様よりブース出展のご依頼が入っておりますので、ぜひお仲間をお誘いあわせの上みんなでHOTを楽しみましょう!真剣勝負のHOTも楽しいですが、みんなでワイワイのHOTも大歓迎です!!みなさまのご参加お待ちしております~!!


~浜名湖オープントーナメント~

同じカテゴリー(HOT情報)の記事

 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
HONDA MARINE 浜名湖オープントーナメント2023 第2戦『Megabassカップ』 ストーリー
    コメント(0)