浜名湖オープントーナメント

　浜名湖オープントーナメント2021 第1戦（開幕戦）　
『Stream Trail』カップ が5/16日に開催された。


世間を取り巻く新型コロナウィルス感染症の感染拡大を伴い、今シーズンの開催を数か月前より話し合ってきた中、浜名湖オープントーナメントは対策を万全にし予定通り開催することとなった。

受付時の検温、消毒の用意。スタッフは飛沫防止のためのマウスシールドを着用。
もちろん参加選手には会場内のマスク着用をお願いし開催する運びとなった。
　

今回のメインスポンサーは機能性防水バックで有名な　Stream Trail 様
ストリームトレイルは20年以上の歴史をもつフライフィッシングメーカー“チャップス”が手掛ける日本のギアブランド。
フライフィッシングにくわえ、もう一つの水にまつわるスポーツ、カヤックの経験値を融合させ、防水アイテムを数多く取り扱いしており、浜名湖のフィッシング以外にもタウンユースからトラベル、スポーツ、またはビジネスまでも対応したプロダクトを発信するストリームトレイル。
水関係以外にもさまざまなシーンでパフォーマンスを高めてくれること間違いなし。今後も注目して欲しい。



浜名湖の状況
5月連休後の浜名湖、今期 浜名湖アングラーを騒がせている フリーリグ。元々ブラックバスフィッシングから流用された釣り方で数年前より関西方面でフリーリグチニングが爆発的釣果を叩き出していた。
ここ浜名湖でも一部のアングラーがシークレットベイトとして数年前より使っており昨年あたりから広まった浜名湖では比較的新しい釣り方がブームになりつつある状態であった。

4月～5月の状況を見るとシーバスは数が少なく簡単には釣れない状態。
春のシーバスは安定感が無く、シーバスを狙い続け上位に食い込むか？ノーフィッシュか？と言う天国と地獄状態。なかなか簡単にシーバスに絞り切れない状態であった。
一方でキビレ、クロダイは 先ほど説明した フリーリグ、もしくは浜名湖定番のボトムワインドでイージーとは言えないものの何とかキャッチ出来るという状態であった。
その中で量型マゴチがたまに混ざる。　
ただし4月～5月前半、ブリーム系の個体が 約1kgほどある いわゆるプリスポーン状態の個体が多くなり 狙う魚をどうするか？選手を悩ませていた。


大会当日
天気予報は曇りのち雨。　朝方 少しだけ雨が降ったが終始曇り状態。
参加人数は81名　昨年の参加平均を大きく上回る参加者となりHOT2021に期待する参加者の意気込みを感じる中、開幕戦のスタートとなった。

プリスポーンの個体はどこへ
参加者のウエインはほとんどがキビレ。しかもお腹が大きい個体は皆無。　持ち込まれたキビレ、クロダイはお腹がへこんでおり予想ウエイトを落とす結果となった。
　


そんな中 ウェイン早々に浜名湖のバンディエラ的存在、 黒田選手のウエイイン。いきなり4㎏超えを出し会場を沸かせた。
次に昨年の年間チャンプ　栁舘慶治選手　こちらも3kg後半と今年の開幕戦も存在感を見せた。

結局4kg台　1名、3kg台 2名、2kg台が16名と大混戦となり 大型クロダイ2枚+良型キビレとミックスバックの中でもウエイトの高い魚をキャッチした選手の勝利となった。
結果、キビレ3本では3kgに届かず。4位の栁舘宗選手の 2910gがキビレ3本の最高ウエイトとなった。

注目されたルアーはやはりボトムワインドとフリーリグ。
フリーリグでの釣果も今回目立ち、また浜名湖に新しい風が吹いて来たと感じる開幕戦であった。
今後、ボトムワインドVSフリーリグ　ボトムのブリームゲームを制するのはどちらなのか？　今後の釣果に期待したい！



今回のウエイイン。　計量器の不具合、集計のトラブルにより、進行の遅れ、また順位発表にて各選手へ多大なご迷惑をお掛けしまして誠に申し訳ありませんでした。
今回の事案を深く受け止め浜名湖オープントーナメント実行委員全員で再発防止を徹底いたします。
今後ともよろしくお願いいたします。

浜名湖オープントーナメント実行委員会